新型コロナ感染症の「5類」移行
執筆者:小山英斗
厚生労働省は新型コロナ感染症について、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」へ5月8日に移行することを正式に決めました。
これに先立ち、新型コロナの水際対策をめぐり、これまで日本への入国者に対して求められたワクチン接種の証明書などの提出が4月29日午前0時に終了しました。4月29日より始まるGWなども考慮されたものと思われます。
すでに3月13日よりマスク着用も個人の判断が基本となりました。
いよいよ、新型コロナもインフルエンザと同じように扱われるようになることで、人の流れも活発になるでしょうか。
上記のグラフは訪日外国人旅行者数と出国日本人数の年間推移です。2020年以降は、コロナ禍での人の移動が激減していることがよくわかります。
それでも、コロナ禍前までは、食やアニメなどの文化や自然・文化資源の豊富さと、観光インフラの利便性が訪日外国人旅行者数の増加につながったようです。
新型コロナ感染症の5類移行で、人の流れが徐々に戻ってくれば日本経済にとっては大きなプラス要因となりそうです。
未来が見えるね研究所 代表 小山英斗
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