ホロン(相似)の視点で人類を捉えるシリーズ 第10回目
執筆者:Pyon
ホロンの視点で人類を捉えるシリーズ第10回目。
今回のテーマは〝人類が描いて来たUFO(知的存在)〟を少し振り返ってみたいと思います。
イラストacworksさん
さて、今度は人類が、今まで手掛けてきた〝映画の中のUFO(知的存在)〟についてみてみましょう。
2016年にロシア?で最初に公開されたアメリカのSF映画で、
『 メッセージ 』
https://eiga.com/movie/85583/special/
という映画が日本でも上映されましたが、この映画を観られた方はいますでしょうか?
とてもニッチな映画だと思うので、なかなか観た方もいないんじゃないかと思うのですが、ざっと内容は(ネタバレ注意)
世界各地に謎の宇宙船が現れ、言語学者と物理学者、アメリカ軍大佐たちが調査を始める。言語学者と物理学者は宇宙船の中にいる2体の地球外生命体の飛来の目的を探ること。
そしてその地球外生命体(知的存在)と主人公の女性学者が何とかしてコミュニケーションを取ると言う内容の映画でした。
そして故天文学者のカール・セーガン博士原著、ロバート・ゼメキス監督の
『 コンタクト 』
https://www.thecinema.jp/article/738
は、ジョディ・フォスターが演じるSETIプロジェクトの研究者エリナー・アロウェイ(愛称エリー)が、ある日遂に宇宙から発信し続けられる電波信号を受信。それを独断で公にしたことで政府(NSA)が介入。政府の宗教顧問やカルト宗教家、探査の主導権や解析結果の解釈を巡る駆け引きが政治と科学と宗教を巻き込んだ展開となって行き最後は…
そして1977年に公開されたUFO映画の金字塔 スティーブン・スピルバーグ監督が脚本・監督で制作した
『 未知との遭遇 』
この映画は、世界各地で発生するUFO遭遇事件とその中でもテレパシーで導かれ、政府が立ち入り禁止区域に指定してそのエリアの住人を一斉に立ち退かせる中、政府が建築した会見の幕屋に突き進んで行く主人公たちの一連の姿が描かれている映画なのですが…
この映画は、多くの人にはスピルバーグ監督が制作したSF映画の大作という印象でしか頭の中に残っていないかと思いますが、
いま現実にUFOが今の様なレベルの出現ではなく、
仮にこの映画の様に、我々人類に〝コンタクト=遭遇〟までもを求めて来るレベルのことが突如として起こる場合、
スピルバーグ監督が描いたこの様なストーリーが現実に起こり得るという
これは私的に見ると、スピルバーグ監督のそのインスピレーションは、この先の未来に人類に起こるであろう未知との遭遇その時は、こんな感じになるだろうと先を見据えたメッセージ性濃厚な秀逸な映画であると見ています。
天才は意識してなのか無意識のうちになのか、これらの偉大な大作を作るんですね。
これからの人類に起こること
その答えは私たちの足元に既にあるかもしれませんよ。
次回に続きます。
参考)
Esquire 2019.7.27記事
宇宙人の存在を信じるに値する、5つの科学的理由
https://www.esquire.com/jp/lifestyle/tech/gmp28513176/are-aliens-real-5-reasons-190726/
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon
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