〝アフターコロナ〟Part 2
執筆者:Pyon
いよいよ、新型コロナウイルスの本当の意味での猛威が見られるようになってきました。
今日のニュースで、少し前までその先駆的なコンセプトで羽田空港をはじめ、都心に訪れるビジネスマンや訪日客の宿泊ニーズを満たしてきたカプセルホテル経営の〝ファーストキャビン〟が自己破産申請。新型コロナウイルスの感染拡大による客数減、資金繰りの悪化がその理由と…
この様な記事がこれから様々な業種・業界で湧き上がってくることでしょう。
企業が破産するということは当然そこで働いていた従業員らの職もなくなり失業者が続出する…
正社員など雇用保険に加入していた人は、ハローワークで失業手当などの給付を受けられる手段がありますが、雇用保険未加入のアルバイトとして働いていた人などは国からは何の保証も得られずに別の仕事先を探すことに…
しかしこの状況下、新たな働き先を見つけることが出来ずに来月でしょうか一先ず国から一人一人に10万円の補助が入りますが、それは単発1回だけ(今のところ)
さて、ここでアルバイトとして働いて来た人々の〝その先〟はどうなるでしょうか…
これから先、この様なケースがごまんと出て来る訳です。
日本国の指導者層は、どうこの国民的ピンチを乗り越えさせることが出来るでしょうか?
世界にはいま本当に斬新な〝アイデア〟が求められています。
日々の対応で翻弄されてしまう政治家の人たちに、人類の未来を考えてもらうことは余裕もなく無理だと思うので、今こそ様々なジャンルを超えた知識人の集団会議を開催し、この様になってしまった世界をどう立て直せばいいのか? その世界会議を開催したいところです。
イラストACジャパン K-factoryさん
そしてもう一つ
今日の話題に
出典)Rolling Stone Japan
という記事が載っていました。
アメリカの人気トーク番組に出演したビル・ゲイツは「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」でワクチンの開発に奔走してくれている様なのですが、
その進捗状況は見守り、祈るしか有りませんが、別の視点で、ビル・ゲイツは過去のTED TALKで近々起こるかもしれないアウトブレイクを危惧していたことから、
次のパンデミックに備えて来たことの先見で、司会者から質問を投げられ、ビル・ゲイツにもう一度未来を見てほしいと頼むと、バイオテロリストの攻撃の可能性について言及したそうです。
そのコメントは、
「私はこれをパンデミック1と呼んでいますが、パンデミック2に備えてやるべきことのほとんどは、バイオテロの脅威を最小限に抑えるためにやるべきことでもあります」
と、述べたそうです。
ビル・ゲイツは先を見れています。
私たちが今まさに克服しようとしている新型コロナウイルス対応は、パンデミック1だということで、私たちはまだ乗り越えられていないこの状況にいながらもさらに次に来る(であろう)パンデミック2を見据えて対応して行かなければならないと
天才とは、一般の人がまだ見えていない〝その先〟に起こるであろうことを予見し、周囲が理解出来ない中、あるいは否定され、邪魔をされながらでも自分が信じる信念を周囲の圧力や邪魔・偏見に負けずに突き進めて行く…
世界はその様な行動が出来る〝人たち〟によって進歩して来ました。
さぁ、新型コロナウイルスで世界はどう変わるのか(変われるか)
大事なことは、これから続出して来る失業者や巨額の負債を抱えて倒産する個人経営者たちが、自暴自棄になって自分を見失ってしまわない様に、新たな希望・光を発見させることです。
さて、それは誰が出来るでしょうか?
本来は政治的指導者がその光を国民に見せてあげなければなりません。
しかしそれは無理ですよね?
なので、自分で自分の心・マインドをコントロールしなければなりません。
そこに必要なのは…
ビジョンです。
この世界は新しく変わって行くし、変えて行けるんだというビジョン。
〝ビジョン2025〟
次回記事から、その全容を書いて行こうと思います。
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon
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