仮想技術がもたらす私たちのもう一つの生活スタイル
執筆者:Pyon
セカンドライフ・・・この言葉を聞くと、リタイアを迎えた世代の方が、次の人生・第二の人生のスタートとして、南の島に移り住んで日本で働いて来た蓄積としての年金を充当し、新たな環境での生活をエンジョイする話をイメージされる方も多いと思います。
今回私がリポートして来たのはバーチャルな世界=VRの世界で頭角を見せている〝セカンドライフ〟を主催しているリンデンラボ社に似たコンセプトを感じさせられたベンチャー企業のお話しです。 (今回紹介する会社とセカンドライフを主催するリンデンラボ社とは一切関係がありません)
ちなみにリンデンラボ社は1999年に設立され、2003年にSecond Lifeを立ち上げ、現在までに世界で何百万人もの人々が楽しんできた先駆的な仮想世界を創造、経済界のユーザー間で数十億ドルの取引が行われていると言われています。 このセカンドライフがリリースされた頃、そのニュースに触れ、サイトにアクセスしてアバターを作った方々ももしかしたらいるかもしれませんね(私自身はその内容にとても興味を持ちながらも、イマイチ操作がわかり難くて挫折しましたが…)。
そんなセカンドライフのコンセプトに似た形で仮想通貨の登場に伴い世に誕生したブロックチェーン技術を融合し、新たなヴァーチャル空間での革命を起こそうとしているのが、
Second Earth Lab社〘 https://second-earth.org/ 〙です。
私たちがヴァーチャルの世界に一歩足を踏み入れると、そこには〝制限〟がない世界、無限の空間が存在しています(というか創造できてしまいます)。 時代はVR世界で人々が会合し、ミーティングをし、クリエイティブな作業をSkype会議とは違ったレベルの臨場感の中でクリエイトして行ける時代になって行くのかなと…
そこではまず第一に通勤時間と通勤交通費が削減されます(一人のビジネスマンが毎朝出勤するために費やす延べ通勤時間と通勤交通代は如何ほどになるでしょうか?それは莫大な時間とかなりの金額になりますね)。
この会社がまず手初めに目指すのは、この現代の常識である〝通勤時間と通勤交通費〟の削減。これによって会社は従業員の交通費を節約でき、そして従業員は削減できた通勤時間で、家族との大切な時間をより多くとれるようになる…
VRテクノロジーの進歩によってもたらされる世界は、私たちにより多くの時間と家族と過ごす大切な時間だったり、または一人で過ごす貴重な時間をもたらしてくれることでしょう。
でも先ずはコワーキングスペース(シェアオフィス)の市場がこちら(VR)の世界に…
これら企業の先行きを見守りたいですね。
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon
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