クレジットカードの整理術

執筆者:小山英斗

数あるクレジットカード、皆さんがお持ちのクレジットカードはどの会社のカードでしょうか? 今や1枚だけでなく複数枚のカードを所有してい人も多いかと思います。そして多すぎてカードを整理したいと思っている人もいるのではないでしょうか?

今回は私が実際に所有しているクレジットカードの紹介をしながら、私なりに考える持っておきたいカードとその組み合わせについてお話してみたいと思います。

まずクレジットカードを持つメリットですが、言うまでもなくそれは現金でなしで買い物や決済ができる利便性です。今ではアマゾン等のインターネットでの買い物はクレジットカードはなくてはならないものになっています。そしてカードを持つメリットの2番目にあがるのがポイントが貯まることではないでしょうか?

上記メリットである利便性とポイントの2点を基本として考えた時、私はクレジットカードは基本3枚持つことをお勧めします。そしてその3枚を選ぶ時の選択基準は以下の通りです。

1.利便性の観点から世界中どこでもカードが利用できるよう、VISA、MASTERそしてJCBの3大ブランドを持つ

2.国内でメジャーな楽天ポイント、Tポイント、pontaポイント、Dポイントが利用できる

3.カード年会費無料

そして3枚のクレジットカードのうち、どのポイントを主に貯めるかでメインカードを1枚決めます。貯めるポイントを決める基準は以下の通りです。

1.ポイント還元率が高い(1%以上のもの)

2.ポイントが利用できる範囲が広い、使いやすい

ポイント還元率もさることながら、私はポイントが使いやすいことを重視しています。ポイントは貯まっても利息が付くわけでもなく、また使用期限が決まっている期間限定ポイントもあるためその利用範囲が広くこまめに使えるほうが無駄が減るからです。

上記のような基準から私がメインのクレジットカードとしてお勧めするのは「楽天カード」です。還元率はスタンダードのカードでも1%、これに楽天市場での買い物だと+1%、また色々な各種キャンペーンで期間限定ポイントが数%付くことがあり、総還元率では10%を超えることもあります。また、なんと言っても楽天ポイントの良いところはその利用範囲の広さです。楽天市場はもちろんですが、街中でも私のよく行くマクドナルドやくら寿司、ミスドなどでも利用できます。

街で楽天ポイントが利用できるお店

そして私がこの楽天カードをメインカードとしてお勧めするのは、楽天ポイントで「投資・情報収集そして保険」が利用できるからです。投資というのは「楽天証券」での投資信託の購入に楽天ポイントが利用できるのです。利用できるポイントは通常ポイントのみで期間限定ポイントは利用できませんが、それでも100ポイント(1ポイント=1円)から購入できます。毎月発生する通常ポイントでコツコツ投資信託を購入するのは、特に初心者の方にはお勧めです。実際には私は毎月以下の投資信託を通常ポイントで均等に購入しています。

・ひふみプラス

・楽天・全世界株式インデックス・ファンド

・楽天・全米株式インデックス・ファンド

そして以下のサービスでは期間限定ポイントも利用して定期購入しています。

・楽天マガジン(月410円(税込み))

 約200誌以上の雑誌が読める。私は特にビジネス系雑誌、IT系雑誌、トレンド系雑誌を読んで情報収集しています。

・楽天 個人賠償責任保険(月140円)

 自転車で他人をケガさせた時等、最高1億円の損害賠償が保障されます。同居の家族も対象になります。保険は万が一に自前でカバーできないような経済的負担が大きい金額を少ない保険料で保障されるのがもっとも合理的であり、この保険は加入に値する保険と考えます。

私は家の光熱費をはじめ、ほとんどの支払いに楽天カード(JCB)を利用しています。そしてポイントが貯まるのを楽天ポイントに集中させ、そのポイントを上記のサービス等で期間限定ポイントも含めすべて消化しています。

これにあとサブカードとして、JCB以外のブランドを持つこととメジャーなポイントをカバーする目的で以下の2枚のクレジットカードを使用しています。

・Yahooカード(Master)

MasterCardブランドとTポイント利用を目的にしています。またYahooショッピングでたまに利用するときにも使います。また以前、我が家でエコキュートを利用している記事を書きましたが、そのエコキュートで利用している東京電力のスマートライフプランでは利用料1000円につきTポイントが5ポイント(約0.5%)もらえます。そして他のサービスで貯まったTポイントと合わせて電気の支払いに充当することもできるので、我が家では電気支払いにTポイントを全部使用しています。

・d CARD(VISA)

VISA(以下の写真はMasterブランドですが、私が持っているのはVISAブランド)とdポイントの利用が目的です。それと我が家では家電量販店のNojimaでよく買い物をするのですが、Nojimaでd CARDを利用すると3%引きの特典があります。

2枚のサブカードはJCB、VISA、Masterの3大ブランドを持つことが目的なので、Yahooカード、d CARDでなくてもいいかもしれませんが、付帯するポイントや使い勝手を考えた場合、バランスの良い組み合わせかと思います。

クレジットカード選びの重要な点としては「いかにポイントが効率よく利用できるか」かと思います。私の利用方法をひとつの参考にしていただければと思います。


未来が見えるね研究所 代表 小山英斗

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私たちの使命は、私たちとご縁のあった人たちの 心・体・経済・環境 の4つの健康に貢献することです。 ファイナンシャルプランニングを始めとしたFP全般サービス提供やご相談を受けさせていただきます。 ご相談は面談以外にも、電話やSkype(スカイプ)等のネットを利用したご相談も可能です。Skype等を利用すれば場所や時間の制約を受けずにテレビ電話のようにお話することが可能です。

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