いつもと違うことをやってみるシリーズ "断食"(続編)
執筆者:Pyon
前回ご紹介した〝断食健康法?〟について反響を頂いたので、今回それに関するさらに具体的なお話しをさせて頂きます。
前回お伝えした〝断食健康法〟では具体的にどういう風にやるんですか?と言うお声を頂きましたので、今回はそれについてお答えします。
〝断食〟をするタイミングには大きく分けて二つあります。
一つは前回ご紹介した≪体調を崩した時≫で、これは風邪引きや、食あたりなどを起こした時に実行します。
体調が悪くなって来たなと感じた時は=食欲がなくなるので、比較的そのままスムーズに断食に入れると思います。
その時に用意するのは〝お水〟。お水は体調が悪い時に断食をして肝臓さんが解毒をしてくれた毒素を尿や便として排泄してくれるのを促すために必要です。
そう、体内で解毒してくれた不要物を尿として排出するために〝お水〟は飲む必要があります。
ではそのお水ですが、どんなお水を飲めばいいのかと言うと、それはミネラルウォーターか浄水器を通したお水が良いですね。
お水のことになりますと巷では山ほど情報が錯乱していますから細かい違いは言いませんが、少なくとも塩素やその他不純物が入ってないお水を飲むことが要です。
私がこの場でお伝えするまでもなく、身体はお水で出来ていますから、〝ピュアなお水〟が身体を浄化し、身体を良い状態にして行ってくれることは想像に難くないと思います。
さて、もう一点、私は身体の調子が悪くなった時の他にもこれまた今は毎週やれている訳ではないですが、〝週末断食〟を行っています。
これは何かというと、とっても大ごとではなく、慣れれば誰でも気軽に出来ちゃう健康予防のためのプチ断食です。
これはどうやっているかと言うと、週末出かけないで済む日とかには、朝・昼・晩と3食食べている人は2食を、ブランチ(朝昼兼)、夕食と2食の人は1食を〝抜く=食べない〟という選択をして24時間断食を行います。(例・土曜日の夜に夕食を食べたら、日曜日の夜までは食べ物は口にせずミネラルウォーターを飲んで過ごして夕食に備えるという形)その代わりにピュアなお水ないし炭酸水!を飲んで過ごすというプチ断食をしています。
この、3食食べている人は2食を抜き、2食の人は1食を〝抜く=食べない〟という行動が何を意味するのかと言いますと、それが先週お伝えした肝臓さんの二つの仕事のどちらにスイッチを入れるかということにつながって来ます。
そしてもう一つの大きな意味は先週お伝えした通り、私たちの身体は口から何かを食べ続ける限り、それこそ内臓さんたちは生まれてから死ぬまで一度も〝休暇〟をもらえずに働き続ける形なのですが、そこに私たちが物理的にもらっている週末の休暇と同じように、短い時間ではありますが、内臓さんたちに〝消化と言う仕事〟から解放してあげる時間を作ってあげる=内臓に休暇を取らせてあげる〟ということをするということです。
あらためて私たちが食べる食べ物は口から入ってまず唾液で咀嚼し、胃に向かいます。そして胃では胃酸によって食べ物が分解され、そしてその先の様々な機関へと流れて行きます。
この生命が生存するための〝食べる〟と言うプロセスにおいて、私が捉えていることで、厳密なデータがあるわけではないですが、細胞構造が複雑になればなるほど消化に時間がかかり、シンプルな構造物であればあるほど消化時間は短く済むということから(例・牛肉は野菜よりも消化に多くの時間を有します)、この断食をする前に何を食べるかにもよりますが、だいたい2食も抜けば、肝臓さんは前回お話しした一つ目のお仕事=食べ物を消化するためのお仕事から解放され=そのお仕事はやめ、もう一つの仕事=解毒の仕事に専念できる時間がチョビッとですがもたらされるのです。
なので、食べ物を口にしないちょっとの時間を作ってあげることで、私たちは血液に流れて行く毒素をより抑えることが出来る様になり、引いてはそれが自分の身体の健康予防につながって行く、ということになります。
お医者さんのいない動物たちが体調を悪くしたときに断食して復調する理由はまさにここにあると考えています。
私たち人間も動物だったんですよ(笑)。
そのことをあらためて思い出し、お医者さんのいない動物たちがセルフで治癒させている治癒方法=断食を積極的に取り入れて、人体に備わっている素晴らしい自己治癒力をフルに発揮させ、自分の健康を管理して行きましょう!
健康は白衣を着たお医者さんに委ねるのではなく(時と場合によってはお医者さんの助けは必要ですよもちろん)、普段の健康は自分でコントロールして行くということ。
少なくとも風邪になったら早めの○○○○は必要ではなく、なんか熱っぽいかな?と感じた日にはミネラルウォーターか砂糖も何も入っていないピュアな炭酸水を買って帰り、たくさん飲んで(大人で1.5リッターから2リッター1日に飲んで下さい=おなかが減ったな~と思ったタイミングで炭酸水を口にすれば、炭酸の効果で楽に断食できますよ=初心者には炭酸水断食をおすすめします!)そして早くぐっすり眠ることです!
そんな実体験から来るプチ健康法のご紹介まで。
CMに踊らされることなく、コストもわずかしかかからない省エネ断食健康法(食べ物を抜く分コストは浮いちゃいますね)で身体を元気に若々しく保って行きましょう!
適度な断食を続けることは若さの秘訣にもつながり(この件はまた後日アップします)、引いては美容にも通じて来ます。
そして週末にこのプチ断食を実行すると、例えば土曜日の夜に美味しい食事をしてから就寝し、日曜の朝起きてから夕飯までは炭酸水で乗り越えながらもまた美味しい夕飯に臨む…
この2食ないし1食を抜いて臨む夕飯は、〝食べれる〟ということに対する感謝の気持ちと、身体(内臓)を消化の仕事から解放してあげられた達成感?とでさらに美味しい夕飯となります。
さらに言えば、この断食中の時間に深呼吸と瞑想にふける時間も持てれば…
カラダと頭(ストレス)の健康管理にも持って来いですね。
静かな音楽を聴いて、大自然の中でリラックスし…
これを毎週できたら最高です。
これらのことについてさらに詳しくお聞きになりたい方は、またお気軽にお問い合わせ下さい。
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon
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