健康についての話題(がん)
執筆者:Pyon
本日はまたガラッと変わって〝がん〟についての話題です。
今週私は人を介して、新しいがんの発見方法についての情報に出会って来ました。新しいがんの発見方法というと語弊があるかもしれません。正式には〝がんの予兆を把握する新しい方法〟についての情報を得て来たというのが正解です。
その〝新しい検査方法〟とは何かというと… ❝おしっこ❞でした。
なんと、ある物(ALA…S-アミノレブリン酸)を寝る前に飲んで翌朝一番のおしっこを検査すると、尿中に排泄される二つの指標でがんのリスクを知ることが出来るということで、それによってカラダの中にがん化する予兆がある細胞異常の存在を把握するというものです。
これを推進している会社がプリベントメディカル株式会社
3年前からこのがんの予兆を把握する新しい方法でがん予防の会員制クラブを立ち上げ、会員を募集し始め、現在に至るとのこと。
そのリスク検査のしくみは以下の様な形
尿を自宅で採尿し、検体をポストに投函するだけ(基本は年に1度)
その先の専門機関で検査が為され、カラダの全体的ながんのリスクを測定することが出来(この検査で出来る事はここまで)、ここから先、その検査で得られる4段階の診断結果でD判定が出た人は、本格的ながんドックでカラダの中のどの箇所にがんが見られるかをその会費(個人の場合、スタンダードプラン例、月々3,980円~、20歳~64歳)内で提携する全国約700の提携医療機関でがんドックを無料で受診できるという流れになっています。
この会員クラブには個人でも入れるのですが、企業の福利厚生の一環として、従業員やその家族にもこの仕組み(がんの早期発見サポート)を提供するということが拡がって行けば、からだに負担をかけることなくがんの兆候が早期で発見できるので良いと思うのですが、この仕組みがどこまで普及するか…そこがカギとなってくると思います。
が、しかしここで私が考えたいこと
それはそもそも、日本人になぜここまでがんが増えて来てしまっているのか? です。
ここを捉えなければならないと思うわけです。
プリベントメディカル株式会社の説明でも厚生労働省や国立がんセンターのデータを伝えていましたが、がんが増えているのは日本くらいなんだという事実、知っていましたか?
アメリカをはじめヨーロッパの先進国ではがんで死ぬ人が減ってきているというのに、同じ先進国?である日本ではなぜがんで死亡する人が増えているのでしょうか?
がんは初期のうちに発見されれば今や死なない病気と言われるようになりました。つまり早期の兆候発見によりがん化する細胞を捉えて適切な対応をすれば、がんはもう怖い病気ではないということなのです。
それは大切なこととはいえ、そもそも…です。
そもそも、なぜ細胞ががん化するのかといえば、免疫力が下がってカラダの中に備わっているキラー細胞等の免疫機能が発揮されず、がん化する細胞を止められないということも理由でしょう。
しかし要は細胞に過度のストレスがかかることで細胞が無限増殖の方向に向かってしまい、普通の細胞ががん化の方向に向かってしまうということが、がん化の始まりであることを考えると(感染がきっかけでがんに到ってしまうケースも20%ある様ですが…)、原点に返って私たちは、日々出現しては自己の免疫防御システムで、がん化を抑えられている完璧なシステムで創り上げられているありがたい自分の「からだ」をいたわり、からだに何よりの害となるストレスを除去しながら日々の生活を苦しくても笑顔を作って、免疫力を高めて体温を高めに維持して元気に行きましょう!ということを心がけて行きたいと思う次第です。(大気の公害からや受動喫煙も出来るだけ避けて行くことも心掛けながら…)
そんなことを考えさせられる情報と出会った今週でした。
今日も長文にお付き合い頂きありがとうございます。
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon
※がんの発生原因 (国立がん研究センター)https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/factor.html#07kansen
※科学的根拠に基づくがん予防 (国立がん研究センター)
https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html
※最新がん統計 (国立がん研究センター)
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
※《参考》 【週刊現代】 研究 欧米ではどんどん減っているのに なぜ、日本人ばかりが「がん」で死ぬのか
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/40436
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