不安から遠ざかるために

執筆者:小山英斗

新型コロナウイルスによって世の中は病気以上に「不安」や「恐怖」が蔓延している状況です。そしてその影響は学校の休校、イベントの自粛、人の行き来の制限、物の流れの滞りなど、様々な形で私たちの生活に影響を与えています。

金融でも株の暴落をはじめ、安全資産と言われていた金(GOLD)までもが下落している状況です。投資対象から資金が一斉に引き上げられキャッシュ化されているようです。

リスク軽減を期待されている分散投資であっても現在の状況ではその効果には限界があります。

「万が一なにかあっても生活にある程度の期間支障がでない分の現金をしっかり保有しておいた上で、不安にならない程度の範囲で余裕資金を投資に回す」という投資に対するひとつの鉄則が改めて認識させられる事態が現実に起きている状況です。

今は、不安ばかりが大きくなり、身動きができなくなってしまうことが一番懸念されることかもしれません。

不安から少しでも遠ざかるためには、小さなことでもとにかく今できることに目を向け、実際に行動していくこと。感染予防に「こまめに手を洗う」といったのもその行動のひとつです。

キーワードは「今ここ」

不安は先のことを思うときに起きるといいます。

これからのことに思い煩うのではなく、

今、ここで、なにができるかを考え、一緒に行動していきましょう。

新型コロナウイルスが早く収束していくことを願いながら。


未来が見えるね研究所 代表 小山英斗

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