未来についての話題(水素)

執筆者:Pyon

皆さま 〝水素〟と聞いて何をイメージされますか?

次世代の期待のエネルギー、爆発する、元素記号で一番初めに出て来る元素、そして元素の中で一番小さな元素などなど、それぞれイメージすることがあると思います。

そんな中、今回私が注目したいのは、やはり次世代の代替エネルギーとしての〝水素〟です。

少し大きな話からして行けば、人類のエネルギーの歴史は「石炭→石油」とやって来ました。

石炭の時代にイメージされるのは蒸気機関として働いてくれたまさに〝SL蒸気機関車〟。D51(デゴイチ)やC62といった汽車が活躍していましたね。

そして石油の時代に入って、蒸気機関車は電気機関車に代わり、自動車の世界ではガソリンエンジンの自動車が世界の主流となって普及して行きました。私たちが今乗っている車のほとんどはまだガソリンエンジンの車ですね。

蒸気機関車はその爆音とともに激しい蒸気の煤を、ガソリン自動車は音はダンプカーの様な大型車でなければ最近は静かな車も出て来ているかとは思いますが、とはいえ排気ガスを排出して走っています。

さて、次の時代、人類はどんなエネルギーを使って人々の移動を、物資の移動を行っていくのでしょうか?

そのカギを握るのは〝水素〟じゃないかと私は考えています。

ここで皆さまに〝水素〟を活用した次世代エネルギー抽出の芽が日本で起こっていることを共有したいと思います。

・「水」と「独自開発した触媒」で、Enecoガスの生成、開発に成功 (Eneco Holdings株式会社)

https://www.eneco-hd.co.jp/about_us/gas.html

・水が変えるエネルギーの未来(創生ワールド株式会社)

https://www.youtube.com/watch?v=rqx4ZYZBtHU

次の時代、人類は水素を活用した〝世界〟を具現化させるのではないでしょうか?

人類が今までの常識(その時代を支配する考え方)を超える発見と出会ったとき、その時代の多くの人たちはその本質を捉えることが出来ず、恐らくは「馬鹿を言っちゃ~いけないよ」みたいな反応で笑われ、その発明者は嘲笑されて来たのではないかと思います。そして今この時もその様なことが起こっていると思います。

でもそんな中でも、自分が発見した当事者である発明者は、それをどんなに批判されようが、自分が発見したものが本物であると証明する為の研究を続けて行きます。その研究を後押ししてくれる資金面やその他諸々をサポートしてくれる人たちの力によって。

夢をあきらめないこと

特にそれが人類の夢や解決して行かなければならない世界規模の問題解決の原動力・決定打になるような技術であればなおさら、その発見はやがて称賛され、祝福を受けることになるでしょう。

しかしそれも…それを応援してくれる人たちがいて、初めてたどり着ける世界。

次の人類のスタンダードのエネルギー…それは「水素」ではないかと

新たな時代の足音が聞こえて来ます。


未来が見えるね研究所 研究員 Pyon

※本記事で紹介した企業について私たちは何ら関係は持っておりません。ご紹介するそれぞれの企業への応援・支援等をしたい場合は皆様ご自身の自己責任の判断で行ってください。

参考) 米海軍の「海水燃料」がもたらす大変革(Newsweek 2014年4月記事)

https://www.newsweekjapan.jp/stories/us/2014/04/post-3242.php

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