トランプ前米大統の暗殺未遂事件
執筆者:小山英斗
米国でトランプ前米大統が演説中に狙撃されるというショッキングな事件が発生しました。
トランプ氏は幸いにも大事には至らなかったようですが、この事件で一般の人が命を落とさたようです。どんな理由があるにせよ、あってはならない事態が起きてしまったことに、ただただ憤りを禁じ得ません。
ただ、このようなときでも、マーケットはあくまでその事実に対して反応を示します。
トランプ氏は選挙戦を進める中で、ビットコインに一段と賛同するような姿勢をみせるようになってきています。今回の事件がトランプ氏の再選を後押し、そしてトランプ氏再選がビットコインを押し上げる結果になるとマーケットでは受け止めているようです。
ここ最近、ビットコインは一時日本円で900万円を割り込み、ここ1ヶ月ほどで約20%の下落を見せていました。MTGOX(マウントゴックス)事件で損害のあった債権者に返済されるビットコインや、ドイツ政府が犯罪の捜査で押収したビットコインの売り圧力などがあることが下落要因としてあげられています。
ただ、すでにドイツ政府の売り玉は無くなるなど、それらの一過性の売りは時間の経過とともに解消されていきます。
以下は1970年代からの金の価格推移のチャートです。金のETFは2004年に承認されています。以前からお伝えしているように、筆者は引き続き、ビットコインが金価格の推移を、5倍の速さでめぐっていように見ています。
未来が見えるね研究所 代表 小山英斗
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