トランプ前大統領がビットコインコンファレンスに登壇

執筆者:小山英斗

テネシー州ナッシュビルで開かれた「ビットコインコンファレンス2024」で、米時間の27日にトランプ元大統領が登壇してスピーチしました。

自身が大統領選挙に勝ち、大統領になったときのビットコイン関連についての考えを話しました。要点は以下の通り。

・SEC委員長のゲイリー・ゲンスラーを解雇する

・ビットコインと暗号資産の大統領諮問委員会を設置し、業界全体の利益のために透明な規制ガイダンスを設ける

・政府が押収したビットコインは決して売却せず、保有または今後取得するすべてのビットコインを100%保有し続け、それは国家戦略的ビットコイン準備金の中核となる

・ 中央銀行デジタル通貨(CBDC)の禁止とステーブルコインの安全で責任ある拡大を可能にする枠組みの作成

・アメリカをビットコインマイニング大国とする

ライブでスピーチを聞いていましたが、おおむね噂されていた内容だったこともあり、すでに期待で上昇していたビットコインの価格は、スピーチに対して特に大きな反応は示さなかったようです。


以下の CoinDesk Japanのサイトには、翻訳されたスピーチの一部が掲載されています。 

https://www.coindeskjapan.com/242953/


2009年にビットコインが誕生してから、わずか15年という年月で、大統領選挙での材料にもなるとは、誰も想像しえなかったことではないでしょうか?

インターネットの誕生により、ビットコインも誕生したわけですが、今ではインターネットが私たちの生活に当たり前となったように、ビットコインも投資先の1つのアセットとして当たり前になりつつあるようです。


未来が見えるね研究所 代表 小山英斗

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