いよいよSBI証券も投資信託定期売却サービスに定率売却機能を拡充予定

執筆者:小山英斗

SBI証券ユーザーにはうれしいニュースです。

楽天証券ではすでに実施されている「定率」による投資信託の定期売却サービスですが、SBI証券でもいよいよ2025年中に同サービスが拡充される予定との発表がありました。この拡充によりSBI証券でも「定額」だけでなく「定率」での定期売却も可能となります。



以下はSBI証券ホームページの「投資信託定期売却サービス」からの引用です。


定期売却サービス拡充のお知らせ

現在ご提供中の「定期売却機能」につきまして、お客さまのご要望にお応えし、2025年中にサービス拡充を予定しております。

現在ご提供中の定額での売却に加え、定率での売却も可能となり、NISAにも対応する予定です。

ご提供に向けて鋭意準備を進めておりますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。


資産形成において積み立てをしていく場合、安いときには多く、高いときに少し買うために「定額」での定期購入(ドルコスト平均法)が適しています。一方で、リタイア後などの資産を取り崩していくフェーズの場合は、定額だと相場が安いときに資産を多く売却することになり資産寿命を縮めてしまいます。そのため、取り崩しにおいて定額は適さないのです。

取り崩しを「定率」で行うことによって、相場が安いときには資産を少なく売ることが でき、資産寿命を延ばすことができます。

「積み立てるときは定額、取り崩すときは定率」と覚えておきましょう。


未来が見えるね研究所 代表 小山英斗

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