『 炭酸泉 』とは何なのか?〝美容室での活用編〟

執筆者:Pyon

炭酸泉の設置のために出張した前回の話に引き続き、今回は“炭酸泉”が利用(活用)されている一つの大きなマーケット(ジャンル)である『美容室』において、炭酸泉がどのように活用されているのかをご紹介したいと思います。

頭皮の状態のBefore/after写真

私が愛してやまない?炭酸泉ですが、皆様の中で、美容室に行かれて炭酸泉をご経験されている方はいますでしょうか?

経験されたことのある方にはぜひその感想をお聞かせ頂けたら嬉しいですが、美容室における炭酸泉は、飲食店(飲食業界)における浄水器と料理の相性がほぼ必然といえるようなマッチングというか今や“常識”当たり前となっているくらいに、私は炭酸泉と美容室の相性は同じようなレベルでの親和性、マッチングニーズがあると思っています。

それはどういうことかというと、人間の肌や頭皮(の表面)にはpH(ペーハー)というキーワードがあることはみなさんご存じのことと思います。

人の肌や髪の毛は「弱酸性」であり、この弱酸性のpHをもって、人は外界に触れる肌において弱酸性のベールでカラダを外界からの様々な攻撃に対処していることになります。

故に肌のpHが乱れると、髪の毛であればキューティクルがボロボロになったり、肌であればいわゆる肌荒れを起こすわけです。

この肌表面のpHや髪の毛のpH、普段あまり意識することはないかもしれませんが、アトピー症状をお持ちの方や、アトピー症状を有するお子さんをお持ちのお母さんはこのpHは気になさっていることと思います。

人はカラダや髪の毛の表面のpHは弱酸性でいることがベストな状態だからです。

そこで今回お伝えする「美容室における炭酸泉の存在価値、親和性」は、つまり、悲しいですが今現在、日本の多くの美容室で行われている髪の毛をカットする以外のメニュー(ヘアカラー、パーマ)といったものは、残念ながら髪の毛や頭皮を「傷める」pHのケミカル薬剤を用いて施術が行われているために、それらの施術後には髪の毛や頭皮を人間にとってベストな状態である「弱酸性」に戻さないと、肌はボロボロ、髪の毛もパサパサのままになってしまう状況が生まれます。

なので、そこに登場した炭酸泉装置は手軽に(それこそ蛇口をひねるだけで)、アルカリに傾いた髪の毛や頭皮のpHを弱酸性に戻してくれる優れもの装置として、日本の美容室業界に普及し始め、今では都心部の半分くらいの美容室では炭酸泉が導入されているイメージまで普及しました。(あくまで私見です)

どうしてもまだまだケミカルで傷ませながらカラーやパーマを行う業界である日本の美容室業界。

そんな中に炭酸泉が普及して行っているのはある種のアンチテーゼ(バランス取り)を人々は直感的に“理解して”この様な普及につながっているのかなと...

そんなことを考えさせられる今日(こんにち)美容室に普及する炭酸泉です。


もっともっと世の中に炭酸泉を広めて行きたいと思います。

炭酸泉のことで聞きたいことがあればいつでもこのホームページよりお問い合わせください。


未来が見えるね研究所 研究員 Pyon

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