新NISAで自分年金

執筆者:小山英斗

令和5年度税制改正の大綱等において、2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。

※出典:金融庁のホームページより

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html


これまでのNISAと比較して新NISAにおける改善点には次のようなものがあげられます。

  • 保有期間が「無期限」
  • 簿価残高での保有限度額が「1800万円」
  • 一度売却しても簿価残高での保有限度額内であれば再投資が可能

特に保有期間が無期限であることは、複利効果を最大限に活かすことができます。これは、時間を味方につけることのできる若い人にとって、自分年金を作りあげるためのより有利な制度です。


魅力的な新NISAですが、では、実際にどのように活用していけばいいのでしょうか?「つみたて投資枠」と「成長投資枠」で投資できる対象商品に違いがあるようですが、それぞれの枠でどのような商品を選べばいいでしょうか?

すでに特定口座などで運用しているものは、いったん売却して、新NISAで買いなおした方がいいでしょうか?

現行のNISAは今年も利用可能ですが、来年の新NISAまで投資するのを待った方がいいのでしょうか?

18歳以上の家族がいる場合、家族それぞれで新NISAを活用できないでしょうか?

また一方で、老後の資産づくりのために「iDeCo」といった制度もあります。どちらの制度で運用した方がいいでしょうか?


そのような質問に対する答えは、年齢や家族構成、仕事、家計状況、投資に対する考え方などでも変わってきます。

大切なのは、闇雲に投資をするのではなく、なるべく多くの疑問や仮説を出して1つ1つ自分なりに納得できる答えを見出しながら投資することです。

それでも、疑問さえ何を考えたらいいか分からないようなときには、私たちのようなFPに相談するのも1つの方法です。その際には、お役に立てれば幸いです。


未来が見えるね研究所 代表 小山英斗




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